おいわいやさんの長寿膳について

長寿のお祝いと基礎知識

テレビでもおなじみの 服部幸應先生が監修した 「長寿のお祝い膳」のご紹介です。
「いつまでも元気で長生きしてほしい」という願いを込めたお膳は 日本の四季をイメージした和食で構成されています

長寿膳のメニュー

純粋な和食と、和食の域を少し飛び越えた創作和食が一つのお膳にぎっしりと詰められています。
お味は服部先生監修ですので間違い無いですし、見た目の彩りも計算されていてご自宅でのお祝いが華やかになります。

もちろん長寿のお祝いだけでなく、誕生日会や、ちょっとした集まりにもご利用いただくことで、食卓がグッと豪華になります。
お盆のお供えとしてご利用いただいて、その後の親戚やご家族が集まる夕食の会で実際にお召し上がりになるのもよろしいかと。

日本の四季をイメージした 長寿膳のお料理、各季節のラインナップはこのようになっています。

「春」のお料理

鰆西京焼き

さわらは「鰆」と書くので新春にふさわしい魚として使われています。

合鴨スライス

鴨はつがい(夫婦)の仲がとてもいいことから、夫婦円満を表す具材とされています。

生麩三色団子

おめでたい色の紅白と邪気を払うと言われている緑を使った3色生麩です。

穂付筍味噌煮

太陽に向かってまっすぐに伸びる。そんな竹は、天の恵みにあやかれる縁起物です。

海老芝煮

ひげが長く、腰が曲がっている様子から長寿を願う意味が込められています。

えび陣笠椎茸

神様へのお供えとして珍重されていた椎茸は、元気、壮健への願いが込められています。

春のお料理

「夏」のお料理

松南瓜煮

松は常に青々としているその姿から不老長寿の象徴と考えられ、かぼちゃ=なんきんは「ん」が二つつくため、縁起の良い食べ物とされています。

枝豆わかめ中華味

歯ごたえが楽しい国産のわかめと枝豆の和え物で、暑い夏のビールによくあう美味しさです。

菜の花のおひたし

菜の花の花言葉は「小さな幸せ」栄養価も高く、爽やかな苦みのある味わいです。

焼きとうもろこしのテリーヌ

とうもろこしは細かい粒が実にぎっしりと詰まっている様子から、「財宝」「豊富」という花言葉が付けられている金運アップフードです。

ドライトマトの赤ワイン煮

栄養成分の豊富なドライトマトにワインの風味を効かせました。爽やかな酸味と甘さをお楽しみください。

夏のお料理

「秋」のお料理

干柿バター巻

「柿」は「嘉来(かき)」という字を当て「喜びが訪れる」という意味があり縁起物とされています。

栗の甘露煮

栗は昔、成長に途方もない時間がかかる為、実を食べることで不老長寿になると言われている縁起の良い食べ物です。

牛しぐれ煮

しぐれ煮の語源には、様々な風味が口の中を通り過ぎることを、一時的に降る時雨にたとえて名付けられた説があります。牛の旨味をお楽しみ下さい。

もみじ麩の含め煮

低カロリーで栄養価が高くモチモチとした食感が特徴の生麩をモミジの形に模した、可愛らしい一品。

サーモンかんざし

鮭は、「災難をさけ続ける」の「さけ」にかかるとして愛されてきたという歴史もあります。チーズに巻いて食べやすく仕上げました。

金時芋レモン煮

さつまいもは皮が赤いことから、赤は魔除けの効果があり縁起がいいとされています。

秋のお料理

「冬」のお料理

ハニーマスタードチキン

ハチミツはみつばちが花と出会い、時間をかけて蜜となることから、時間をかけて家族という結晶をなす「夫婦や家族の結束の象徴」と言われます。

笹麩茶巾(つぶあん入)

生麩でやさしく包んだ甘味物です。古くは戦の時に兵達が持って行ったものが行事食として定着したのだと言われています。

ぶり照焼

ぶりは大きさによって呼び方が変わるため成長や出世をする縁起のよい「出世魚」として、古くから親しまれてきました。

紅鮭昆布巻

昆布は、「よろこぶ」との語呂合わせで、縁起物として用いられ「養老昆布(よろこぶ)」とも書けることから、不老長寿の願いも込められています。

日向夏蜜煮

日向夏はビタミンCが豊富で、皮膚や血管の老化を防ぎ免疫力をアップさせる働きがあります。

冬のお料理

お料理のご紹介

この中からいくつかのお料理をピックアップしてご紹介いたします。

まず 春のお料理からエビ陣笠椎茸
陣笠椎茸は大きな椎茸を陣笠に見立てたお料理で、おせち料理に使われる事もあります。
神様へのお供えという意味の他に、陣笠がありがたいとされるのは武家時代の名残りと言われています。陣笠をかぶるような武将になることが出世の一つと考えられていたこと、力強く生きてほしいという願いなどに由来しています。このお料理は、しいたけの傘の内側には海老のすり身をたっぷりと、ちょっと贅沢な陣笠椎茸となっています。

つぎに夏のお料理から焼きとうもろこしのテリーヌドライトマトの赤ワイン煮
テリーヌとは「テリーヌ」という器、型の名前から来ていて、そこに様々な具材を敷き詰めて作られたお料理の総称です。本来は器のまま出さないとテリーヌとは言われないようですが、既にそんなカタい事を言う人は殆どいないです。
長寿膳のテリーヌの注目素材は「焼きとうもろこし」
夏祭りの屋台から漂う香ばしい香りが思い出されます。少し焦げ目のついた焼きとうもろこしは夏の思い出の定番と言えるのでは無いでしょうか。

そしてドライトマトの赤ワイン煮は、半乾燥させることで旨味を凝縮したドライトマトにワインの風味が加わり、爽やかさと甘みが楽しいお料理になりました。

秋のお料理からはもみじ麩の含め煮サーモンかんざし
もみじ麩は精進料理や会席料理によく使われる、宴のお料理の定番とも言えます。生麩自体にはほとんどお味が無いので、お出しを染み込ませて上品な味に仕上げています。もちもちとした食感とお出しの風味がホッとする一品です。
サーモンかんざしは、スモークサーモンとチーズですのでもう和食の範疇を超えていますが、見た目にも華やかで食卓を彩ります。サーモンの塩味と合うようにまろやかに仕上げたチーズとの相性は抜群です。ぜひお楽しみください。

最後に冬のお料理から紅鮭昆布巻き
「災難をさける」の「さけ」と「喜ぶ」の「こぶ」縁起物の組み合わせですが、相性は抜群です。紅鮭に昆布の旨味が移り、よりいっそう風味豊かに仕上がっています。ねっとりとした昆布の部分と鮭を別々に召し上がっても美味しくいただけます。

このように、おいわいやさんの「長寿膳」は四季をイメージしたお料理を詰め合わせた、まさに長寿をお祝いするお食事の宝石箱です。
純粋な和食以外にもバラエティ豊かなメニューで、最後の一品までお楽しみいただけます。

もちろん、長寿以外にもさまざまなお祝いにもお使いいただけます。
ぜひご賞味ください。

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